850とは |
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近年のボルボでは、日本を含め世界中で大ヒットとなった850。
それまでのFRレイアウトからFFレイアウトとしたことで良好なスペースユーティリティを確保。
また、2.5L DOHC直列5気筒エンジン初の横置き搭載や、新開発のデルタリンク・リヤサスペンションの採用、側面からの衝撃吸収システム「SIPS」の採用など、様々な新しい技術が取り入れられました。
これらの技術は850の後に続くモデルにも受け継がれています。
このことからも850がまさしく新時代ボルボのエポックメイキングな車であることが分かります。
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850の魅力!女性から熱視線!! |
850の魅力は何と言ってもその四角いスタイルですね!
ネオクラシックとも言えるそのスタイルは、多くの女性からも好まれる、現代の車には無くなってしまったデザイン。輸入車として初の通産省「グッドデザイン大賞」も受賞している850は、幅広い層からそのスタイルが支持されています。ボルボ文化の境目に誕生したため、現代の機能・装備とクラシカルなスタイルの融合は今後不世出かもしれませんね。
V70の1型はこの850のスタイルを継承してますが、より角々した850を選ばれるお客様も今だに後を断ちません。四角いクルマって角が立っているのに何故か人を和ませるところがあるみたいです。 |
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850の中でもセダン/エステート、前期/後期、更に限定車まで含めると全部で27種類のグレード設定があります。特に人気のグレードについてご紹介します。 |
ボルボ車種別ランキング |
人気のボディーカラー |
1位 |
ボルボ850 エステート Classic |
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1位 |
ブラック (019) |
2位 |
ボルボ850 R |
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2位 |
ダークオリーブパール (421) |
3位 |
ボルボ850 T5-R |
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3位 |
ダークブルーパール (417) |
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※()内はカラーナンバー |
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850の特徴 意外とスポーティーな850 |
91年デビューの850。実は850って、あの240の後継モデルなのです。
240もスタイルが大人気ですよね。
それまでのボルボはリヤタイヤで駆動するクルマしか作らなかったのですが、850は従来のボルボ車作りの思想を転換して、次世代に向けてFFプラットフォームを採用した記念すべきモデルです。
だから940と比べると全長が短くなったにも関わらず室内の広さには余裕があります。
そんな生い立ちなので、装備関係も素晴らしい!例えばオーディオ一つ取っても8スピーカーが標準。
元から音がいいから社外のオーディオ付けたら返って音が悪くなることも珍しくありません。 |
【5気筒エンジン】
850から採用された5気筒エンジン、開発にはポルシェ社が参画しています。その5気筒エンジンをボルボとして初めて横置きにレイアウトしています。横置きにした理由は、衝突時の衝撃吸収ゾーンが確保できるからという、なんともボルボらしい理由。
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【安全装備】
近代ボルボの原点となる850。
その安全対策は当時としては画期的で、現在においてもその優位性は色あせません。
・SIPS(側面衝撃吸収システム)
・エアバッグ(運転席)
・SIPSバッグ(サイド・エアバッグ/前2席、94年以前のモデルは除く)
・衝撃吸収バンバー
・プリテンショナー付きフロントシートベルト
・インテグレーテッド・チャイルド・クッション(リヤ・センター)
・トラクション・コントロール・システム
・ABS
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各グレードの特徴 |
■ T5−R |
T5-Rと言えば、850の中でも最もスポーティな限定モデルです。850ターボをベースに最大出力15馬力アップの240馬力。850を見て、モータースポーツをイメージされる方はあまり居ないと思うのですが、このT5-Rはレース界では世界的に有名なイギリスのTWR(トム・ウォーキンショー・レーシング)が足回りの開発を担当しているのです。実は走りを求める方にもうってつけなのがこの850限定車のT5-Rです。エステートが500台、セダンが150台販売され、即完売となりました。
【主な装備】
・専用チューン直列5気筒DOHCターボ、最高出力240PS最大トルク30.6kg‐m
・バンパー一体型フロントスポイラー
・ルーフスポイラー
・ウッドパネル(ブラックウォールナット)
・本皮+アマレッタスウェードのコンビシート
・タイタン17インチアルミホイール
ボディカラーはクリームイエローが有名ですが、他にブラックの設定もあります。
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■ クラシック |
96年モデル(95年10月発売)より最上級モデルとして850クラシックが登場しました。ベースとなるのは850 2.5 20V及び850 2.5T。特筆すべきは豪華な装備!オプションに換算すると、約100万円相当もの追加装備が付いて価格が据え置きという、 超お買い得なモデル。ボルボで優雅にクルージングしたいとお考えの方なら、このクラシック以外考えられなくなるのでは?
[追加装備]
・本皮張りシート
・助手席3メモリー付パワーシート
・ウッドステアリング、レッドウッドパネル、ウッドシフトノブ
・助手席パワーシート
・CDプレーヤー内臓オーディオ+6連奏CDチェンジャー
・ペルセウス・アルミホイール(6.5J×16)
・クルーズコントロール(2.5 20Vのみ)
これだけの装備ですから850では人気ナンバーワンもうなずけます。 |
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■ 850R |
T5−R同様ハイパワーの特別仕様850R。ベースは850ターボで出力を240馬力とし、シャーシもT5-R同様TWR(トムウォーキンショーレーシング)の協力でチューン。エクステリアでは大型スポイラーが装着され、見た目も走りもスポーティ。セダンが200台、エステートが合計900台販売されました。
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ご案内の通り、スポーティな面もしっかり持ってる850ですが、現実的な世界では荒っぽい使われ方が殆どされていないのも事実です。もう一方の特徴として、北欧の雪や凍結など刻々と変化する路面でも、緊張感を強いられることなく安心して運転できるように設計されているのがボルボです。だからシートも長距離運転しても疲れない設計だったりするなど、本来の姿はスポーティというよりスローライフ的味わいがするのが850です。 |
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850の弱点 |
頑丈なボルボにも弱点があります。850ではABSユニットやエアコンのエバポレーターが挙げられます。そのため当社販売の850は必ず対策をしてから納車いたします。
また、故障ではありませんがボルボに限らず走行距離に応じてショックアブソーバーなどへたってきます。そんな時アフターパーツ取り付けてノーマルより乗り心地アップしたり、ポイントさえ抑えればずっと楽しんで乗れるのがボルボです。 |
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850おすすめパーツは |
当社で850をお買い求めの際や、暫くお乗りになった後でパーツをお取り付けになるお客さまは、
用途はそれぞれですが思った以上にいらっしゃいます。 |
1.乗り心地アップ |
ご購入後暫くお乗りになったあと、足回りにへたりを感じ始めた方や、更に乗り心地を追求される方がショック&スプリングの交換されています。
当社がオススメしているのは快適かつスタイリッシュなSACHS。数多くのメーカーに供給しているドイツの安心部ブランドです。 |
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2.T-5Rに変身! |
納車時にお求めになられる方が多いのはスポイラー。
エステートならリヤゲート上に取り付けるだけで、850の雰囲気がスポーティな限定車に変身。
さり気ないドレスアップにはもってこいです。
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3.足元まで限定車! |
ドレスアップの基本は今も昔もアルミですね。
その中でも満足度が高いの、ボルボ伝説の限定車T5-Rに履いているタイタン。その他850に似合いのアルミ多数取り扱いしています。
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850のトピック |
世界中で各賞を受賞してます。
1991年 販売開始
1993年 工業デザイナーが選ぶ、ワールド・モスト・ビューティフル・カー受賞(イタリア)
Consumers Digest誌、ベストバイ賞受賞(アメリカ)
1992-93RJCインポートカーオブザイヤー受賞(日本)
1994年 国際レースのイギリスツーリングカーチャンピオンシップ(BTCC)参戦
通産省(当時)選定グッドデザイン大賞受賞(日本)
1995年 Auto Motor und(and) Sport誌ベストインポートカー受賞(ドイツ)
世界で最も安全なクルマに選出される(イギリス/ドイツ)
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