V70-1とは |
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世界中で大ヒットとなった850の後継モデル、V70−1型。850との外観上の違いは基本の四角いスタイルを踏襲しながらも多少丸美を帯びたスタイル。だがその中身は850から1800箇所もの改良を受けた、内容的にフルモデルチェンジに近いもの。2000年にはV70−2型にスイッチしたが、ボルボらしい角ばったスタイルが無くなったことから、最後の角ばったボルボらしいボルボとして現在も高い人気があります。 |
V70-1の魅力! |
V70−1型の最大の魅力は、最後の角ばったボルボスタイルと、刷新された機能。また、97年8月にはAWD(4WD)をベースに850T-5Rと同様の240PSターボエンジン搭載モデルが登場。当時日本国内にはステーションワゴンの4WDモデルが多くなく、ファンには大いに受け入れられました。スタイルもボディサイドのプロテクターモールがボディ同色となり、一層スタイリッシュに! |
▲最後の四角いスタイル、素敵です |
ボルボV70-1車種別ランキング |
人気のボディーカラー |
1位 |
ノルディック |
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1位 |
ブラック (019) |
2位 |
R AWD |
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2位 |
ダークオリーブパール (421) |
3位 |
クラシック |
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3位 |
ダークブルーパール (417) |
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※()内はカラーナンバー |
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V70-1の特徴 |
850からの大きな変更点、外観ではフロントマスク回りの刷新、内装ではダッシュボードの大幅な見直しが図られています。モデルチェンジは97年2月ですが、その年8月には850で限定販売された「R」がAWDをベースに240PSで登場。その後はV70XC、豪華装備のV70クラシックなど、目新しいモデルが次々と登場。それにより、V70市場が広く開拓されたという経緯があります。安全装備は850で搭載のSIPSなどに加え最終モデルでは「WHIPS」がV70に搭載されました。 |
【WHIPS】
ボルボのWHIPS(後部衝撃吸収リクライニング機構付フロントシート)は、現在市販されている車輌が搭載している同様のシステムの中で最も効果の高いシステムの一つです。車両後方から強い衝撃が加えられた場合、フロントシートのバックレストとヘッドレストが乗員の体と共に移動します。私たちがボールを受け止める際に腕を後方に動かすのと同じようにシートがリクライニングすることで身体にかかる負担を和らげます。最も新しい世代のWHIPSではシステムの機能がさらに進化し、よりスムースに身体を「受け止める」動きが実現しています。
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グレード一覧 |
▼グレード |
▼おおよその販売価格 |
▼販売時期 |
2.5 |
410万円 |
97年2月〜99年6月 |
2.5 20V |
480万円 |
97年2月〜98年8月 |
2.5T |
530万円 |
97年2月〜99年6月 |
AWD |
570〜580万円 |
97年3月〜00年3月 |
T-5 |
560〜570万円 |
97年2月〜98年8月 |
2.5SE |
415万円 |
97年12月〜98年10月 |
R AWD |
610万円 |
97年8月〜98年8月,99年7月〜00年3月 |
XC AWD |
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97年12月〜00年3月 |
クラシック |
470万円 |
99年11月〜00年3月 |
ノルディック |
470万円 |
99年7月〜00年3月 |
バイ・フューエル |
495万円 |
99年7月〜00年3月 |
2.4 |
410万円 |
99年7月〜00年3月 |
2.4T |
530万円 |
99年7月〜00年3月 |
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代表的グレードのご紹介 |
■ V70R AWD |
97年8月より販売された特別限定モデルです。850シリーズから大きく進化したのは駆動系。
通常走行時は前95:後5の駆動力配分を各ホイールの回転差に応じて最大前5:後95まで変化させることが出来る4WDシステムです。エンジンは2318ccのハイプレッシャーターボでしたが850と比較すると15psアップの240ps(AT)を発揮。99年にも再び限定発売されていますが、そのときのモデルは排気量が2434ccとなり、最高出力は265psまでアップしています。 |
【主な装備】
・直列5気筒DOHCターボ、最高出力240PS最大トルク30.6kg-m
・マルチリンクリヤサスペンション
・フロントスポイラー
・16インチアルミホイール
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■ ノルディック |
99年モデルより発売のV70ノルディックは98年モデルの2.5リッター20Vをベースに外装と内装、新デザインSIPSバッグ/側頭部保護機能追加、プリテンショナー付きフロントシートベルト、EBD付きABSなどのセーフティ充実装備でマイナス10万円の470万円の設定。 |
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■ クラシック |
本革シート、3連奏CDプレーヤー、クルーズコントロール、電動ガラスサンルーフ、アルミホイールなどが標準装備されたクラシック。内装もダッシュパネル、ハンドル、コンソールなど明るい木目調となり、落ち着いたリッチな雰囲気。ハンドルはレザーとウッドのコンビと豪華。エンジンはNAながらDOHC5気筒20バルブCVVT(可変バルブタイミング)付き170PS/6100rpmの出力。驚く速さは無いが、まずまず不満の無い加速性能を持っている。 |
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■ XC |
V70ベースをベースに、車高を上げてSUVとしたモデル。元々ボルボはアメリカでの人気が高かったが、チェロキーなどSUV人気も見逃せないところであったため乗用車ベースでSUVを作ったのがこの「XC」。
この初代XCはメーカーの予想を超える年間約2万台のヒットとなった。この台数は全V70生産台数の約2割に相当する。 |
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